詩:言葉の中に在るもの


2015年2月21日作成:天井優志

2015年2月21日作成:天井優志

「そんなことしてる場合じゃないでしょ」
そんな言葉がどこかで響いた

人から言われたり
人に言ったり
自分に問うたり

なんだろね この言葉は
余裕があれば言わない言葉

それは
時間かもしれないし
お金かもしれないし
体調かもしれないし
価値かもしれないし
周りからの目かもしれないし
そんなことが言わせてしまう

でも その言葉の中に在るものは
本当はこうしたいっていう希望とか
自分が積み重ねてきたこととか
恐れや不安に思ってることとか

いっぱいあるんだな
ああ だったら
言ってしまった方が良いのかもしれない

近いほどに全然 平気じゃなくて
中から生まれてくるのは

「気に食わない」だったり
「ごめんね」だったり
「よく聴かせて」だったり
「どうしたらいい」だったり

“良かれ”や“恐れ”や“飽き”が
濃くしたり 薄めたりして
伝えてしまうそれらが
自分たちの成り立ちも教えてくれる

「おはよう」「おやすみ」
「いただきます」「ごちそうさま」
「ごめんね」「ありがとう」

みたいに
あなたとわたしの
在ることの分かる大切な言葉


カテゴリー: エッセイ   作成者: 天井優志 パーマリンク
天井優志

天井優志 について

Amai Yushi / あまいゆうし、1984年8月生。幼少期を南相馬市で過ごした後、岩手県,宮城県などを経て茨城県水戸市で育つ。立正大学文学部社会学科卒▼震災・原発事故後は茨城NPOセンター・コモンズ/ふうあいねっと事務局職員として福島県内や茨城で暮らす岩手・宮城・福島の方と関わる。2014年3月に退職後は自分の心や体や暮らしを見つめ直しながら、これからのことを模索中▼趣味は絵や音の表現を感じること。輪郭の中でモヤモヤしているものの表現。気まぐれ散歩。 I was born in August in 1984. After I had been in South Somashi in Fukushima since I was a young child and moved to Iwate and Miyagi prefecture, I was raised in Mitoshi in Ibaraki prefecture. I graduated from Rissho university and majored in Sociology in Faculty of Letters. I had been related to people in Miyagi, Iwate, and Fukushima as an office worker in an NPO corporation, which is called, "Commons" after that big disaster on the 11th of March, 2011. I'm guessing my possibility in life after I quit the job, reconsidering my life, mind, and body. My hobby is music, drawing, and to feel expressions of music or drawing, and browsing around here.