第五福竜丸の大石又七さんがローマ法王に手紙を出したニュースがどんと注目されている。同じぐらいに原発事故被災地から福島の柿が贈られたニュースも好印象の注目があってほしい。SNSではカラーが別れてるのが散見される。そもそも食べない人に無理強いさせたい人などいない。無理して食べないほうが良いに決まっている。どうもこういう風に被災を訴えるだけで「食えと?」というような反感を投げつけられてしまう。被災を訴えるだけで言論弾圧を受けてしまうのだ。嫌な人は食糧危機でも同じことを言うのだろうか。相手がどれだけ傷つくかご存知か。
核兵器廃絶も原発事故の被災からの回復たとえば風評被害からの回復も、どれもわたしは昔から応援している。福島でも宮城でも栃木でも新潟でも岩手でも茨城でも神奈川でも千葉でも埼玉でも東京でも群馬でも関西でも南西日本でも農産物を元気よく食べてるのだが、そういう普段の暮らしを、地域の温かみを、なんだかどこか、本音のことを口に出来ない雰囲気を、そろそろ終わりにしよう。なぜなら闘争は終わったからだ。次世代に禍根と汚染だけ残してしまうのは、大変バカげている。なにを言ってダメとは思ってない。ただ、わかっているはずだ。次世代ふくしまに繋ぐものは、愛されるような福島的文化だということを。