通巻9号「原発避難発生的認識論」吉田邦吉


2016年夏号(通巻9号)2016年08月08日発売
31ページ、定価550円 ISSN 2189-4639

原発避難の詩。20160808総ルビで小学生も読める。ヴェルトガイスト・フクシマ。表紙撮影:岩根愛

原発避難の詩。20160808総ルビで小学生も読める。ヴェルトガイスト・フクシマ。表紙撮影:岩根愛

解説
本を読む時間ない人へ向けて作った。1ページに1つの短歌的自由詩が転がっている。この5年にわたる内容だ。こころを込めて歌ったたったの31ページ。そして、小学生向けにも作った。沖縄学の父と言われる民俗学者「伊波普猷」さんの書籍を私は古書店巡りをして、那覇市の名高きロマン書房で知った。店員さんと会話も何度かした。伊波さんは、小学生でも読めるよう総ルビなのだ。普段ヴェルトの紙幅でそれは難しいので本号で、その歴史深い沖縄の激動の「事情」を偲び、そういう内容にした。

東日本大震災より数年前に、吉田は発生的認識論(genetic epistemology)を提唱したジャン・ピアジェ(Jean Piaget)を読んだ。このまま吉田の世界は平穏に閉じていく予定であった。そこで今、このタイトルを思いついた。赤ん坊のように強烈な産声をあげたとしか思えない原発避難は、自分にとって新しい自分という世界の幕開けであった。多くの人達に支えられた。福島人というアイデンティティを震災後に強調する人もあろうが、私はそんなことを批判だののためには決して強調する気持ちにはなれない。

ここは東北の玄関口である。氏神にかけて申す。市井の人々の幸せを願う。

つまり、もっと偉大なのだ。そして、「原発避難者」というのが、いったいどんな存在であるのかは、私達「原発避難者」がひとりひとり生き抜いていくその過程や様子そのものが、歴史のひとつであり、そこにこそ「ふくしま/フクシマ」があるのだ。そのなかにこそ、福島県民がいるという構図であり、お互いに助け合わずしてなにが福島だ。われわれは福島でありながら、東北である。そして列島である。ナショナリズムではない。

われわれはそう、威風堂々と、全てを偽りなく包含する総合雑誌である。

表紙裏表紙文字デザイン:吉田邦吉、
表紙写真:岩根愛

著者
吉田邦吉

編集
総務:吉田博子
編集長:吉田邦吉

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定価550円。

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心よりありがとうございます。
歩みは遅くとも続けていく所存です。
何卒よろしくお願い致します


カテゴリー: BUSINESS   作成者: 吉田 邦吉 パーマリンク
吉田 邦吉

吉田 邦吉 について

CHIEF EDITOR ▼Yoshida Kuniyoshi / 1981年1月大熊町生まれの原発避難者。中大法卒、2000年より塾長。2013年4月、赤坂憲雄の活動のもと文の道へ、2014年9月22日に卒業同日、「WELTGEIST FUKUSHIMA」で独立し出版事業を開始。エッセイで致知出版大坪社長特別賞。会津民俗学研究会員、書籍編集長、雑誌共同執筆、講演、対談、私設図書館「ふくしま本の森」での読書普及などを行っている。facebook / website / Amazon▼ Essayist. Nuclear evacuee. Independent publisher. Majored in law. Private school. Essay prize. Speeches and Talks at prefectual Museums etc. Like learning languages.