ひかりについて    天井優志


 

灯りを絶やすな
灯りには燃やし続ける多くの人がある

さきの灯りにしばられすぎるな
灯りはその足元にもある

灯りを祭り上げるな
それさえただの存在だ

人の顔を忘れた大きな絵を描くな
時として重さと抽象度で人をぼかしていく

目の前のラフデッサンを
暮らしは熱狂の中にはない

ひと肌と温を忘れるな
確かなものはそれだけだから

暮らしは静かなほとりにある
水辺のあなた(みずべ)
風辺のあなた(かざべ)
陽の辺のあなた(ひのべ)
波音のあなた(なみね)
風音のあなた(かぜね)
人音のあなた(ひとね)
昼寝のあなた(ひるね)

あのねのあなた

(2013年8月13日メモより書き起こし)


カテゴリー: メモ   作成者: 天井優志 パーマリンク
天井優志

天井優志 について

Amai Yushi / あまいゆうし、1984年8月生。幼少期を南相馬市で過ごした後、岩手県,宮城県などを経て茨城県水戸市で育つ。立正大学文学部社会学科卒▼震災・原発事故後は茨城NPOセンター・コモンズ/ふうあいねっと事務局職員として福島県内や茨城で暮らす岩手・宮城・福島の方と関わる。2014年3月に退職後は自分の心や体や暮らしを見つめ直しながら、これからのことを模索中▼趣味は絵や音の表現を感じること。輪郭の中でモヤモヤしているものの表現。気まぐれ散歩。 I was born in August in 1984. After I had been in South Somashi in Fukushima since I was a young child and moved to Iwate and Miyagi prefecture, I was raised in Mitoshi in Ibaraki prefecture. I graduated from Rissho university and majored in Sociology in Faculty of Letters. I had been related to people in Miyagi, Iwate, and Fukushima as an office worker in an NPO corporation, which is called, "Commons" after that big disaster on the 11th of March, 2011. I'm guessing my possibility in life after I quit the job, reconsidering my life, mind, and body. My hobby is music, drawing, and to feel expressions of music or drawing, and browsing around here.