KOCOヴェルト文学コーナー開催 吉田邦吉

KOCOヴェルト文学コーナー開催のお知らせ

KOCOヴェルト文学コーナー開催のお知らせ

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 第一回「KOCOヴェルト文学コーナー」開催

 郷土の文学を奨励するため、郡山市FMコミュニティラジオKOCOラジにて、雑誌ヴェルトガイストフクシマの吉田と福島県郡山市FMコミュニティラジオ「KOCOラジ」のパーソナリティちばにより、不定期でささやかな文学コーナーを設けます。

1、オリジナルの感想文を葉書にて募集します。住所氏名年齢職業明記。匿名可。
2、応募作品の著作権や出版に関する権利は雑誌ヴェルトガイストフクシマに帰属します。葉書はKOCOラジに帰属し、返却いたしません。
3、申し込み資格に制限はありません。どなたでも送ってください。

第一回テーマ
 「貧しき人々の群 宮本百合子 岩波文庫」

締切
 一定数で集まり次第、発表にかえて締切とします。
送り先
 〒963-8799 私書箱76 ココラジ宛

 主催 ヴェルトガイスト・フクシマ吉田邦吉 
 後援 KOCOラジ「こころおん」ちばえみ

※「こころおん」放送は、毎週㈫午後3時と翌㈬午後9時で、FM79.1です。郡山市以外にお住まいのかたはインターネットで「サイマルラジオ→郡山市」。スマホなら「リッスンラジオ→すべてのチャンネル」またはFM聴アプリダウンロードにて聞けます。吉田が出るときは不定期ですが再放送ふくめ毎月2回は出て、現在は再放送含め毎月4回など出演しております。

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 岩波文庫はテクストですが、青空文庫だと現代口語文になっていて読みやすいので、最初はそちらから読んでみるのも良いと思います。海外のかたはEメールむろんオッケーです。吉田

揺り戻されたこゝろ 酒井政秋

うつろな夢の中で揺れている…。

夢じゃない!

やけに大きな地震だ。これは関東か?それにしても長いな。揺れは益々大きくなった。
急いで情報を集める。
震源地は福島沖だった。
原発が心配だった。津波の大きさによっては、また5年8ヶ月前より酷い状況にだって想定できる。
しかし…。
すぐに情報は出てこなかった…。
東電のTwitterには、「■お知らせ■11月22日午前5時59分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。現在、この地震による当社設備への影響を確認しております。詳細がわかり次第、お伝えいたします。」とのツイートだけ…。

あの時、何をあの企業は学んだんだ。と唇を噛み締めた。

後から東電は情報をツイートしてきたが、その前にメディアからの情報のほうが早かった。

不安がわたしの身体を包み込む。

最悪の状況をいつも想定し、1日の最後には必ずガソリンを満タンにする習慣が5年8ヶ月前にわたしのルーティーンになっていた。
食料の備蓄もしておいた。

でも実際備えても、またあの日の経験をしなくてはならないのか?その不安だったのだ。

明日がまた平穏に訪れるなんて保障はない。

パソコンとテレビと睨めっこをして、とにかく情報を集めて備えた。
気づけば2時間同じ体勢で情報を集めていた。
その間、友人の無事を各々確認したり、心配のメール、コメントが次々ときた。嬉しかった。その皆んなの祈りが不安を緩和してくれた。徐々に冷静さを取り戻していた。

仮設住宅の知り合いに声掛けをした。
みんな「あの日」の地震にこゝろは揺り戻されていた。
精神的に落ちこんでいる人は、「テレビを見ると身体が震えてくるからつけられない。」

「まずは原発が心配になった。」

そんな声が聞けた。

みんな目の奥は5年8ヶ月前の3月11日になっているようにわたしからは見えた。

自分が無理だと思ったらテレビや情報は見ないほうが良い。ストレスになるだけだから。と声をかけた。

改めて思った。

東京電力という企業の体質は何ら変わっていなかった。
ただ、5年8ヶ月前と違うのはSNSが普及している面、東電の中でも発信をしてくれる人がいた。ということだけ。
しかし、SNSをしていない人にとっては情報開示が遅いことで心労が深まったのではないか。ということだ。

改めて東京電力各位には速やかな情報開示をこの場で求めたい。

避難者の心労はまたひとつ深まったことを再認識し、改心し誠心誠意ある態度で臨んでいただきたい。

政治家の皆様には、地震が起きる度に原子力発電所の心配をしなければならないこの不安を取り除いて欲しい。
不安が押し寄せるエネルギーは時代遅れではないでしょうか?
日本列島はいや、地球は活動期に入っていると昨今相次ぐ天災で思います。国民を守る立場において、経済優先ではなく国民の生命を優先させなければならないのではないでしょうか?
核というものに平和利用なんてあり得ないということにまだ気がつかないのでしょうか?
原子力というエネルギーからの卒業するという転換期がやはりきているのではないでしょうか。
再稼動の道ではなく、エネルギーの転換する道へと進んでいくよう働きかけ・提言をよろしくお願いします。

もう2度と同じ経験をする被害者を出したくない。

それを痛切に感じた今朝の地震だった。

 

引用文:「東京電力(原子力)Twitter」より