詩:言葉の中に在るもの

2015年2月21日作成:天井優志

2015年2月21日作成:天井優志

「そんなことしてる場合じゃないでしょ」
そんな言葉がどこかで響いた

人から言われたり
人に言ったり
自分に問うたり

なんだろね この言葉は
余裕があれば言わない言葉

それは
時間かもしれないし
お金かもしれないし
体調かもしれないし
価値かもしれないし
周りからの目かもしれないし
そんなことが言わせてしまう

でも その言葉の中に在るものは
本当はこうしたいっていう希望とか
自分が積み重ねてきたこととか
恐れや不安に思ってることとか

いっぱいあるんだな
ああ だったら
言ってしまった方が良いのかもしれない

近いほどに全然 平気じゃなくて
中から生まれてくるのは

「気に食わない」だったり
「ごめんね」だったり
「よく聴かせて」だったり
「どうしたらいい」だったり

“良かれ”や“恐れ”や“飽き”が
濃くしたり 薄めたりして
伝えてしまうそれらが
自分たちの成り立ちも教えてくれる

「おはよう」「おやすみ」
「いただきます」「ごちそうさま」
「ごめんね」「ありがとう」

みたいに
あなたとわたしの
在ることの分かる大切な言葉